愛犬が寝たきりになってしまうと、排泄のたびにおむつ交換が必要になりますよね。「おむつをつけてもすぐに漏れてしまう」「正しい当て方が知りたい」とお悩みの方へ向けて、おむつの正しい当て方や、漏れを防ぐための具体的な工夫をまとめました。
日々の介護の負担を少しでも軽くするために、ぜひ参考にしてみてください。
1. 愛犬にぴったりな「おむつのサイズ選び」が基本
漏れを防ぐための大前提として、愛犬の体型に合ったおむつを選ぶことが何よりも大切です。
- おむつがしっかりとお尻を包み込めず、隙間から尿が漏れやすくなります。また、皮膚に食い込んで窮屈になってしまいます。
- 大きすぎる場合はすぐに脱げてしまったり、 ウエストや足回りに隙間ができ、そこから隙間漏れを起こしてしまいます。
愛犬の体重やウエスト周りを測り、メーカーのサイズ表を参考になるべく、ジャストサイズのものを選びましょう。
2. 失敗しない!犬のおむつの正しい当て方
寝たきりの愛犬におむつを当てる際は、体勢に配慮しながら手際よく行うのがポイントです。
- 横向き(側臥位)に寝かせた状態、または優しく体を支えて少し安定した姿勢で行います。
- 急に体勢を大きく動かさないよう気をつけましょう。
- おむつの尻尾穴がある場合は、そこから尻尾を丁寧に引き出します。穴がないタイプや人間用を代用する場合は、尻尾の太さに合わせて切り込みを入れるとフィットしやすくなります。
- おむつの中心を合わせる おむつの中心がしっかりお尻の真下(当たるべき位置)に来るように敷き込みます。
- ギャザーをしっかり立てる 足回りの「立体ギャザー」が内側に折れ込んでいないか確認し、外側にしっかり立たせることで横漏れを防ぎます。
- ウエスト周りのテープを左右対称に、指が1〜2本入る程度の余裕を持たせて留めます。きつすぎず、緩すぎないフィット感を意識しましょう。
「漏れ」を防ぐための便利な工夫とテクニック
「正しく当てているつもりなのに漏れてしまう」という場合は、次のような一工夫を取り入れてみてください。
- 人間の赤ちゃん用おむつや尿パッドを併用するのもひとつのアイデアです。
- ペット用のおむつの中に、小さめの尿パッド(または人間の赤ちゃんのパットや切ったペットシーツなど)を仕込むと、吸収力がアップして経済的です。
- しっぽ穴の隙間を塞ぐ。 尻尾の周りの隙間から尿が伝い漏れすることがあります。ティッシュやコットン、ペット用の吸水シートを小さく丸めて、尻尾の周りの隙間に軽く詰めることで漏れを防げます。
- 男の子の場合は「マナーバンド」を重ねる。 男の子のオムツ漏れには、上からさらにマナーバンド(腹巻状のベルト)をきゅっと巻くことで、おむつ全体を体に密着させることができます。
- サスペンダー(おむつカバー)を活用する。 動いているうちにズレてしまう場合は、犬用のおむつカバーやサスペンダーを使うと、おむつが下がってくるのを防げます。
4. 皮膚トラブル(おむつかぶれ)を防ぐケア
寝たきりの状態でのおむつ生活は、どうしても尿や便による「おむつかぶれ(皮膚炎)」が起きやすくなります。
- できるだけこまめな交換を心掛ける。
- 汚れたらできるだけ早く取り替えるのが基本です。
- 優しく拭き取る・乾かす
- 排泄の際は、濡れタオルやペット用おしりふきで優しく汚れを拭き取り、しっかりと水分を乾かしてから新しいおむつをつけましょう(ドライヤーの冷風や、ティッシュで軽く押さえるなどして湿気を残さないのがコツです)風が嫌いな子もいるのでなるべく嫌がることはストレスになるので、避けてあげてください
- 保湿や保護クリームの活用する。 肌が敏感になっている場合は、ワセリンやペット用のスキンケアクリームで皮膚を保護してあげると安心です。
まとめ 快適で過ごせる介護
寝たきりの愛犬のおむつ交換は最初は難しく感じるかもしれませんが、愛犬の体型に合わせたサイズ選びと、ギャザーの立て方、パッドの工夫を取り入れることで、漏れやストレスをぐっと減らすことができます。
愛犬にとっても飼い主にとっても、できるだけ快適で心地よい介護の時間が過ごせるよう、試行錯誤しながら工夫を重ねてみてくださいね。


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