熊本地震から想う、大切な家族「ペット」との避難。寄り添う支援と私たちにできること

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​最大震度7を観測した熊本地震。犠牲となられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災されたすべての皆様、そして大切なペットたちに心よりお見舞い申し上げます。

​災害時、私たち人間だけでなく、共に暮らすペットたちもまた大きな不安や恐怖と戦っています。大きな揺れ、揺れ続く余震、見慣れない環境の中で、不安そうに身を寄せる小さな命たちの姿を思うと、胸が締め付けられる思いです。

​避難の現場から見えた「ペット同伴避難」の課題と光

​被災地では、多くの飼い主さんが「大切な家族であるペットと離れたくない」と願いながらも、避難所の受け入れ態勢の難しさに直面しています。

​熊本市中央区にある九州動物学院では、10年前の熊本地震の経験をもとに、2021年に熊本市と協定を結び「ペット同伴避難所」として指定されています。

地震発生直後(最初の地震から1時間後)には避難者の受け入れを開始し、多くの方とペットが身を寄せています。

​避難された方々からは、次のような切実な声が聞かれています。

「ペットと一緒に避難できるところがなかなかなくて、SNSでここなら避難できると知って来ました」(宇城市から避難)

「きょうも自宅の片づけに行ったけど、まだ水が出ない。とりあえず壁にひびが入っていても、ゆくゆくは連れて帰らないといけないなと思っている」(熊本市南区から避難)

​現在、熊本市内でペット同伴避難ができる施設は、九州動物学院と水前寺競技場の2カ所などごく僅かで、周辺自治体を含めても決して多くはありません。非常に少なくて貴重な避難先となっているのが現状です。

​「ペットを助けることは、その人に寄り添うこと」

​九州動物学院の徳田竜之介理事長は、次のように語られています。

「ペットを助けることは、そのペットに支えられている人たちを助けることになる。熊本地震を経験した私たちは、このノウハウを全国に波及させたほうがいい」

​ペットは単なる動物ではなく、飼い主さんにとって心の支えであり、かけがえのない家族です。ペットが安心して過ごせる場所を守ることは、被災した飼い主さんの心を救うことにも繋がります。

​私たちにできること

​被災地で頑張っているペットたち、そして飼い主の皆様が、一日も早く安心できる日常を取り戻せるよう、心から願ってやみません。

​また、こうしたニュースに触れるたび、私たち自身も「万が一のとき、愛犬・愛猫と一緒にどう避難するか」「普段からどのような備え(同行避難の準備やフード・備品のストック)ができるか」を改めて考えておく大切さを痛感します。

​被災された皆様とペットたちが、猛暑の中少しでも涼しく安全な場所で過ごせますように。

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